2020/01/12 すまどおる壱オフレポ 優勝
これは味気ないオフレポのサムネイルを彩る［ロリポップ・ハニー］大槻唯ちゃんです 特に意味はありません
今回も川口さんに送っていただきました。学生という身分を利用して卒業までは周りの大人の脛をかじりまくる覚悟
同行者は川口さんイーキドさんおひつさんの三人。二日間お世話になりました。
すまどおるとは、主催のharuka.さんを始めとする福島勢の方々が運営する、東北地方の新しい中規模大会です。今回ははじめての開催ということで、tscのスタッフさんやオフ慣れしてる方々がお手伝いしている様子が見られました。参加者が協力的な大会はとても雰囲気が良くて素晴らしいと思います。
3か月ほど前から、とある人の指導の下、スマブラの基礎的な意識、メンタル面を正すと同時に、個人的に日本最強のロボ使いであるザクレイさんの立ち回りやセットプレーを学んで、他の上位ロボのセットプレーも取り入れる特訓を行っています。限られた時間の中で試行錯誤を重ねて成長している実感を感じながらプレイする今の期間は、5年ほど続く自分のスマ歴の中で一番充実しているように思えます。今回の結果は、特訓の最初の成果ともいえるとてもうれしいものです。
予選ブロックの画像です
vsなうさん
ロボディディー
1スト残し勝ち
めっちゃうるさい快活な方で、やべー強いDDだ～って身構えてたところを緊張をほぐしてくれたのでとてもありがたかったです。いい人。
とにかくバレルやバナナのネタを多く持っていて、試合中に新しい発見が多くいろんなことを学べました。forのころ怒り狂いながら対DDに取り組んでいたおかげでバナナ関連のネタにはあまり困らず、自分のバナナの扱いになうさんも驚いていたようです。新潟の元DD使いのあの人に感謝ですね。それでもステージ上を飛び回るバレルには最後までビビりっぱなしでした。相手の行動の対処が分からなくてもキャラの強さである程度解決できてしまうロボットやはりいいキャラ
vsメガいちさん
ロボアイクラ
2スト残し勝ち
普段ニュートラルゲームは空nコマビームなどの限りなくノーリスクに近い技より下強空前投げなどリターンの高い技を主体にしているのですが、対アイクラは空nと飛び道具以外の技が封印されるのでまじで怖いです でも横Bジャスガしっかりできたり相方と本体剥がす判断早くできたり外に出たナナを迅速に処理できたりと、考え得る理想の対アイクらができてよかったです
vsしみさんさん
2スト残し勝ち
大の苦手としている緑の恐竜が出てきて、緊張で泡吹きそうになりながらパルテナを選びました。決してガーキャン空nでとられる前慣性空nを対地で振らずに、オート照準主体で寒く寒く立ち回ったらうまいこと通用して、パルテナの特訓の成果が表れてうれしかったです。逃げるラインが広い村街を選べたのも大きかった。
vsまるさん
ロボデデデ
2スト残し勝ち
上述のメガいちさんアイクらとの対戦とは真逆の、常に0距離でひたすら飛び道具と空前でゴルドーを出す隙を与えない立ち回りでいったら面白いぐらいうまくいきました。多段ジャンプ族には一部キャラ以外には果敢に空中戦を挑んでいきたい
vs抹茶棒さん
パルテナクロム
3スト残し勝ち
今作に入ってからロイとクロム相手にロボットであまり勝率がよくなく、パルテナを試しに出してみました。一定以上のラインを保ちながら無理に技を振らせてそれをつかみやDAでとって外に出して復帰阻止、の流れを徹底したら3ストックともかなり早めのパーセントで撃墜できたので座学の成果がでました。
vsまさみやさん
ロボマルス
1スト残し勝ち
いろいろありすぎて予選で一番緊張した試合でした。1ストック先行した後にコマ持ってガード固めてガーキャンコマ投げからのコンボを狙ってたらシールドブレイク（しかも先端）で割られて８０から撃墜。2スト目以降もずっとパーセント差を全くつけられず、お互い最後のワンヒットまで一歩も譲らない試合でした
予選は全勝で1位通過でした。予選ちょっと遅れてて急いでたので写真は撮り忘れました。スマブラのプレイはすこぶる調子が良かったのですが、前半予選だった新潟勢が飯食いに行って途中まで誰も応援に来てくれなかったのが寂しかったです。俺よりラーメンのほうが大事か？自分は予選始まる前にコンビニでおにぎり買っておきました
ちょっとだけフリーでジョーカーやブラピで遊んで時間を過ごしていたら割とすぐに本戦が始まりました
本戦は全部ロボ出しました
勝者側一回戦
vsアイスラテさんゲッコウガ 2-0勝ち
恐らく仙台勢の方。新潟勢の結構強いロボットの方が成す術なくボコボコにされたと言っていたので、東北地方にいながら対ロボしっかり積んでるのかなーと若干びびりながら対戦に臨みました。
テレポ系の復帰や攻撃判定ついてない代わりに復帰距離が長い系のキャラに対する復帰阻止は以前からいろいろと考えており、外に出して空下おみくじの試行回数を重ねたのがかなり効きました。ゲコの横スマで撃墜しないうちに上スマのぱなしを見せまくったのも効果があったのだろうなと思われます
勝者側二回戦
vsエクスさんフォックス 2-0勝ち
前作から結構な回数フリーや本戦で対戦してきた人です。東北地方には前作ロボットメインの人間が自分以外におらず(自分も進学して東北から離れました)、今作もまだ東北のロボット使いはスマブラ自体を始めて日が浅いです。そのため、オフラインメインに活動しているエクスさんは対ロボの経験は詰める機会がほぼないようでした。
対策不足、と一口で言ってしまうのはあまりに失礼かもしれませんが、引き空nや下強先端の間合いで技を擦るなどのロボの強い行動に対してどうすればいいかわからず日和っているように見受けられました。自分もこの日は調子が良く、外に出た時にほぼ確実に撃墜まで持っていくことができたので自分の対フォックスの練度も高くなっていることに気が付きました。一年前まで新潟にいた強いフォックスの人に感謝ですね
勝者側三回戦
vsえてふえてさんゲッコウガ 2-0勝ち
えてふえてさんとやる直前に会場の建物の一階に併設されているコンビニに飲み物を買いに出ていたのですが、そのせいでかなりお待たせしてしまいました。不戦敗にならなくてよかった…えてふえてさんごめんなさい！
前々回のtscでフリー対戦をさせてもらった方です。一回戦のアイスラテさん戦の時と同じように、地上では無理せず外出した時に全力で倒しにかかる戦法で行きました。しかし、相手のコンボを拒否したいがばかりに、daや下強などのコンボ始動技に当たった時とりあえずニュートラル回避や内移動回避する手癖を抑えられませんでした。特に2セット目後半は、手癖読まれて火力を丁寧に伸ばされてしまい、かなりのリードを保っていたのにお互いワンタッチのところまで追い詰められてしまいました。大会の緊張で心の弱い部分が出てしまうのを頑張って治したいです
勝者側準決勝
vsポコさんゲッチ 0-2負け
レーティングサイトスマメイトのレート1900到達、マエスマ優勝などの華々しい実績を持っているのを事前に知っており、大の苦手であるゲームアンドウォッチというキャラが相手なのもあって、この大会で唯一めちゃくちゃ萎縮していた試合でした。相手の全ての技に対して明確な対策をあらかじめ考えることができないまま試合が始まってしまい、ビビりながらコマビーム上bで逃げ回る立ち回りを完封されました。事前にイーキドさんに「崖の確認うまいからその場や回避上がりは他の人以上に危険」と教わっていたので崖捕まろうが捕まるまいが上b使って真上から縦軸ずらしつつ着地するところだけは効果的でしたが他は完全にポコさんの思い通りでした。2セットとも逆転の余地がない感じの負け方で、だいぶ沈んだ気持ちで敗者側に落ちました
敗者側準々決勝
vsみぞれさんルカリオ 2-0勝ち
この大会の2日ほど前にスマメイトでルカリオに当たってボッッッッコボコにやられて、あまり対ルカリオの自信はありませんでした。あー、今回ここで終わりかなーとか考えていて、じゃあもう思いっきり荒らしに行ってやる、と意気込んでかなりガンガン攻める立ち回りで積極的にリターンを取りにいきました。結果面白いぐらい上手くいって、2セット目は3タテで終わらせられるほどに圧倒することができました。
敗者側準決勝
vsおにえすさんロイ 2-1勝ち
https://twitter.com/ssbu_simisan/status/1216292029547741185?s=21
予選で対戦したしみさんという方がperiscodeで配信してくれた、この試合のアーカイブです。今大会は配信環境はありませんでしたが、ポコさんなうさんの勝者側決勝と、まも〜さんshinjさんのbクラス決勝も含めた五試合をご自分のケータイで配信されていました。ありがとうございます
この大会の参加者で一番知名度が高く当たった際の最大の壁になるだろうなあ、と予選表出された時からいろいろ考えておりました。上述の通りロボの対ロイクロムはまだ不安が残るため復帰で事故らせに行けるパルテナを使おうかと思っていました。しかし、会場でおにえすさんの試合を後ろから偶然見かけて、その時のお相手のパルテナに圧勝していて、これはパルテナ出さない方がいいなと思ってロボを出しました。
一試合目はひよりに日和って適当に間合い詰めてジャスガを狙い過ぎたり、大人しく一撃だけ貰えばいいところで回避して横スマホールドくらったりしてお相手の思うようにやられてしまいました。
二試合目も最初は間合い近すぎて痛いダメージを食らい続けていましたが、途中から修正してロイの剣の間合いの外から空前や飛び道具で寒く立ち回ることができ、こちらの思い通りのゲームメイクをすることができました。
三試合目も同じように遠目の間合いで立ち回っていましたが、今度はおにえすさんが先端当てで無理せずちまちま稼ぐ他の剣士キャラのような稼ぎ方にシフトしてきて、じわじわと火力差をつけられてとてもしんどかったです。最後五分五分の状況でコマ持ちda始動の即死コンをねじ込んだ時嬉しくて椅子と自分の買ったいろはす吹っ飛ばして飛び上がって喜んじゃいました。
コマ処理のミスだったり復帰時の意図しないコマ落下の阻止だったり噛み合った感じはありましたが、何にせよ実力や知名度など客観的ステータスで自分より上をいく相手に、途中から対応して立ち回りを変えて勝つというのは初めてできたことで、達成感が凄まじかったです
敗者側決勝
vsなうさんディディー 2-1勝ち
同じ予選の二位抜けの人です。予選やってる途中に空いてる台で勝手にフリーを一戦だけやったのですが、そこではニタテ食らって負けました。戦績で言えば完全に五分の状態でのスタートです。
https://twitter.com/ssbu_simisan/status/1216295479555657728?s=21
同じくしみさんさんのツイートです
1セット目の最後のストックで完璧な復帰阻止を決めて完全に流れをもって行きましたが、2セット目に勝負を焦りすぎてスマッシュやダッシュ掴みなどの後隙が大きい技(バナナや降り空nの当てどころ)を振ってしまい、せっかく作ったリードを保てずに負けてしまいました。
3セット目は、ひたすらローリスクに立ち回ってディディーのガーキャン行動を通す余地をなくすとともに、空nの後隙をとるガーキャン行動のタイミングに合わせた透かし行動を多めにしてみました。透かし行動が通った際にゴリゴリリターン重視で技振ったら火力でも常に優位を取れ、さらにこれまで一度も当たらなかった空下メテオや崖メテオまで決まりました。バレルを無視して空nを当てに行った一ストック以外は撃墜を完全に拒否することができ、攻守において考えうる最高の対ディディーができたんじゃないかなと思っています。二先では物足りない本当に楽しい対戦だったのでまた別の大会でフリーなり対戦なりしたいところです
グランドファイナル
vsポコさん 表裏とも2-1勝ち
https://twitter.com/ssbu_simisan/status/1216298956918968321?s=21
こちらもしみさんさんのツイートです
正直絶対負けると思ってました 上述の通り、試合始まるまではどうすればゲッチに勝てるか全くわからず、考えがまとまらないまま試合が始まっちゃって、空nやら空上で引き摺り回されながらどうしようかなーと考えていました。
以前見たザクレイジョーカーvsmaisterゲッチの動画を見て、対ゲッチの着地狩りは横に大きく動いて横からdaや早めの飛び道具で差し返す、という結論を出していたのですが、ロボットではそれは難しいことが表の試合でわかりました。どうしようかなーと考えていて、最初のストックをガーキャン上スマで撃墜した時に、「あ、ロボなら真下取ってれば空下怖くないや」という結論を見つけました。そこからは浮かせるたびにステップで真下の位置を確保して、上強空上ガーキャン上スマでひたすら浮かせる作業を始めました。何度かじゃんけんに負けて空下に当たって15%ほど食らうことはありましたが、基本的には無理な暴れをしてガーキャンで取られるか空上を大人しく食らうかの不利な読み合いを強要できて、試合を優位に進めることができました。
食らうと痛くてガードしても美味しくない空nに対しても、表でボコられた時までは愚直にダッシュガードで近づいてあげていましたが、引きステップと先出し対空を多めに取り入れることで空nを振りづらい、振ったら狩られると思わせられたと思います。崖でシェフまくやつも、崖上がり横bという本当に弱い択をあえて見せることでシェフを撒くのをやめさせたり、心の余裕ができたことでこれは通るかな？これしたら相手は何してくるかな？と色々なことを試すことができました。固定観念を一旦取り払って正しい対策を自分の頭で考えれたのは今大会1番の収穫でした。
リセット後の最初のセットのラストストックを0%で落としてしまった時も、「まあ多分大丈夫だよな」と落ち着いていられたのも、前回の微妙な結果だったtscガタスマに比べて大きな成長だと思います。
ただ崖上がり横bに味を占めた結果、それを狙って逆に横強やガード解除下スマでお仕置きされたのが被撃墜の半分ほどを占めていたので、これはちょっと直さなきゃな、と思いました。
これは蛇足かもしれませんが、グランドファイナルのポコさん戦で、ライラットが選ばれた時にポコさんが白色からデフォカラーのゲッチに変身した時にお前も暗い青色のロボにカラー変えればよかったのに、と新潟勢に言われて、目の前の敵を倒すことに精一杯でそんなこと思いつきもしなかったのがちょっと悔しかったです。心の余裕を見せつけるユーモアも持ちたい…
そんなこんなで、この規模のダブルエリミネーションのトーナメントではforも含めて初の優勝です。しかも、これまでは敗者側落ちた時点でそのままあがってきた人に負けて大会が終わったいたのですが、今回はそのまま優勝まで走りきれて達成感が凄まじいです。
トーナメント終わった後も同じロボ使いのすみりさんに声をかけていただき、拙いながらロボットのあれこれを教えることに。20年プラスアルファの人生の中で、大学受かった時と同じぐらいチヤホヤされた瞬間だったので死ぬほど表情緩みまくりました。見苦しいものをお見せして申し訳なかった
反省点
・吹っ飛びの小さい技を喰らったときに焦って回避入れ込む手癖を治す
・下強をガードに対して連打する時は内回避に意識を多めにさく
・上投げ台のせからの起き攻めもっと精度上げる
・対ロイはもっと早く倒したいので復帰阻止やメテオのタイミングいろいろ考えてみる
ロボに限らずパルテナもしっかり仕事させられたので今回の大会は最高でした。次の大会も最高と言えるように頑張ります。強いて言えば、対戦中や写真撮られてる時、鼻毛が飛び出てたりシャツが出てたりしたのでもう少し身なりを整えて参加すればよかったです。対戦してくれた皆様、送迎してくれた川口さん、焼肉奢ってくれたりいろいろサポートしてくれた新潟勢、すまどおる運営の皆様ありがとうございました。
これは大会の日の夜に奢ってもらった牛角の画像です
